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2023 01 29

画眉丸役・木津つばささんオフィシャルインタビュー公開‼

舞台「地獄楽」上演決定をうけ、画眉丸役の木津つばささんにオフィシャルインタビュー!
舞台への意気込みなどをお伺いしました!是非ご覧ください♪



――原作の「地獄楽」を読まれての感想を教えてください。
世界観が独特で、美しくも不気味な描写が印象的でした。また、思いや心をすごく大切に描かれているなとも感じて。
例えば画眉丸が思い描く理想みたいなところに、奥さんという存在がしっかりとある。そして、その「誰かのために」というところに共感性があるなとも思いました。
――画眉丸を演じるにあたり、役作りで意識していきたい部分は? 
最初は人間味のないキャラクターという印象だったんですが、実は情があって、どんどん人間らしくなっていく姿が描かれていくんですよね。それも佐切や他のキャラクター  たちという、「生きることは悪いことじゃない」と気づかせてくれる人たちと出会えたからで。常に死と隣り合わせで生きてきた、死ぬことが当たり前だと思っていた彼が、生きることへの大切さを知り、今後やりたいことのために生き延びるという選択をすることがこの作品の核でもあると思います。なので僕も画眉丸として、死に物狂いで「生きることへの執着」を見つけ出せたらなと考えています。
アクションに関しては……殺陣の経験はありますが、身軽な 画眉丸が演じる派手な戦闘シーンは、今からすごく頑張らなきゃいけないなと思っています(苦笑)。
――原作の「地獄楽」で特に好きなシーンを教えてください。
序盤でいうと、罪人たちが集められて島に渡る人数を絞るために殺し合うシーン。気が進まないけれど、殺されるなら殺すと急にスイッチが切り替わる画眉丸の姿が印象的でした。舞台でも恐らく描かれるシーンになると思うので、どういう風になるのかなと気になっています。人(死体)の上に登るのはちょっと気が引けちゃいますが(笑)。
――舞台化にあたって楽しみにしていることはありますか?
一番の楽しみは、舞台「地獄楽」をできること。舞台化するというお話をいただいたときに、真っ先に思ったのは「あの世界観をどう表現するのか」、「そもそも舞台化できるものなのか」でした。きっとそう思われた方も多いと思います。稽古はこれからですが、「音楽にこだわりたい」という話をお聞きしています。その着眼点が素敵だなと思いましたし、どうなるのかがますます楽しみになりましたね。
天仙の妖しく美しい描写も作品の魅力の一部だと思うので、それを高橋健介くんがどう演じていくのかも気になります。性の概念がなく、演じるのは  すごく難しい役どころですが、きっと健介くんならできると思えるし、そう思わせてくれる健介くんがすごいですよね!
――画眉丸以外で好きなキャラクターは?
仙汰です! 杠との関係がいいですよね。心から死なないでほしいと思ったキャラクターです。仙汰ってあまり報われてこなかった男だと思うんですよ。そんな中で、死をもってでも生き抜いてほしい人に出会えて、その選択をするところにグッときました。
――今回の共演者の皆さんにはどんな印象をお持ちですか?
演出の加古臨王さんには、舞台「幽☆遊☆白書」でお世話になりました。そのときにいろいろお話させていただいたので、今回自分が主演をやらせていただく作品でまたご一緒できることがすごくうれしいです。そのとき共演した郷本直也さんもいらっしゃって、昔の自分を知っている方々の前で、自分の成長を見ていただけることはすごくありがたいですね。
個人的にうれしいのは、劇団番町ボーイズ☆で一緒だった松島勇之介と共演できること。まだ2.5次元の作品に出たことがなかった頃に共演して、それから5,6年経ってまた共演できることが感慨深いです。
――本作は2023年2月より上演となります。舞台への意気込みと併せて、2023年はどんな年にしたいか教えてください。
ジャンプ関連の作品は普段から愛読していますし、その中で人生を変えるような素敵な作品とたくさん出会うことができました  。その一つでもある「地獄楽」を  舞台化するということで、ものすごく責任とプレッシャーを感じています。さまざまなものを背負いながら、この舞台「地獄楽」を大成し、作品を知らずに観た方にも「『地獄楽』最高だよね」と思っていただけるような舞台を作っていきたいです。ぜひ応援よろしくお願いいたします!
そして再来年の2024年は、僕がこの仕事を始めて10周年となる年なんです。なので2023年はそこに向けて一歩一歩進んでいくと同時に、より多くのお客様の目に留まるような役者になっていきたいなと思っています!

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